熊本　臨床心理士の私的スピ系備忘録

理想は人為のものではあり得ませんし、あってはなりません。
体と心と霊のどの生活でもすぐに使えるような、
真理と神に基礎づけられた霊的な性質のものでなければなりません。
（リーディング番号：262-11）
『エドガー・ケイシー文庫031　知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P258

どんな理想を持つかという事は、何のために生きるのかという事と同義です。
つまり自分が持っている理想によって人生は方向づけられます。
ではどんな方向が真の理想になりえるかというと、それは霊的な次元に根ざした理想です。

人には自由意志が委ねられていますから、どんな理想を持つ事も自由です。
ただ霊的理想でなければ、自己の成長にならなかったり、人との無意味な競争で世界に歪みを生じさせます。
また真の霊的理想は真の幸福にもつながります。

机上の空論ではなく、大義名分でもなく、日常で実践していく霊的理想が大切です。

ここ数日、かなりドラクエ９にハマってました。
もう少し様子見のつもりが、つい衝動買い。

無理矢理にスピ系とつなげれば、人々を助けて「感謝のオーブ」を集めるというコンセプトはなかなか良い感じす。
ただしストーリーの最初に出てくるだけで、あとはあまり関係なくなります。
だからコンセプトは良いけど、それをあまり活かしきれていない気が。。。

このゲーム、やりこみ要素があったりネット配信も予定されていたりと、かなり長く遊べそうなのですが、この歳になると逆にそれが辛くなります
そんなに時間をかけていられないし。

大人の遊びと考えたら安上がりだけど、さすがにもう大人気ないかな？

前に職場で見たという人がいたので、どんな映画か気になっていました。
この手の映画はレンタルショップに置かれるとは限りませんし、ものは試しにと観賞してきました。

しかしね。。。
一緒に行った家内は思いっきりつまらなそうでした。
まあ、しょうがないんですけど。
職場の人の歯切れの悪さにも納得。

パンフレットにはこう書いてあります。

『精神』にはいわゆる「言いたいこと＝メッセージ」も、明確な結論もない。むしろ、映画を単純なメッセージに還元するプロパガンダ的な姿勢から、最も遠いところで作品を作ることを目指した。

しかしその割には、ある政党（野党）のポスターを見せるシーンがあります。
途中までは障害者自立支援法の兼ね合いで、政府批判が出るのはしょうがないと思って見ていました。
しかしそういう政府批判のシーンを採用している時点で、製作者のプロパガンダが入り込んでいると言えます。
素人の自主制作ではないのですから、政府批判のシーンを入れたり、政党のポスターを表示させたりする事が、観客にどのようなメッセージになるのか、知らないで済む事ではありません。

登場した方々の心情として、障害者自立支援法への不安・不満が出てくる事は理解できます。
しかし、野党のポスターを表示させて追い討ちをかけているのは、製作者の特定の思想（プロパガンダ）が感じられます。
繰り返しますが、素人が適当に作ったものとは違うのですから。

政府批判のシーンで胡散臭さを抱きつつ見ていたら、今度は政党のポスターですから、精神疾患を抱えた方々を政治的に利用した映画とも言えます。

また他の観点からも、もうちょっと編集の仕方はなかったのかと疑問が残ります。
リアリティを出したかったのかも知れませんが、間延びして退屈に感じるシーンがいくつもあり、私からすれば単なる編集の失敗です。

まあ、精神疾患の方々の生の様子を描き出したという点では評価できます。
既に現場を知っている人には目新しいものはないでしょうが、そういうご家族や知人がいたり、そういう職場を考えている人には、心の準備として良いかも知れません。

あと山本医師が診察中、患者に死生観を選ばせるシーンが印象的でした。

恵みと愛があなたの徳です。
一言も発しなくてもその生き方に人々が導かれるようにそれを保ちなさい。
体と心は言葉以上にものをいいます。
信仰と保ちなさい。
（リーディング番号：5758-1）
『エドガー・ケイシー文庫031　知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P203

綺麗事を並べるのは簡単ですが、それを日々の生活の中でどれほど実行できているでしょうか。
まず大切なのは心ですが、その心の発現が生き方となります。

恵みと愛がある生き方は美しいものです。
人々はそれに惹かれ、自らを振り返り、より良い生き方をしていこうとします。
人の目を気にして生きる必要はありませんが、一人の生き方は大勢の人々に影響を与えます。
自分を振り返った時、その生き方は人にどのような影響を与えるものでしょうか。

人はたいてい自分に甘いものです。
ですから時に客観的な目で、自分が世界にどのような影響を与えているか、「神の祝福の水路」となっているか、振り返る時間が必要です。

theme : スピリチュアル
genre : 心と身体

一ヶ月ほど前のニュースですが、備忘録としてメモ。


子ども時代に保護者から侮辱や脅しなど言葉による虐待を受け続けた人は、言語や計算などの能力を数値化した「言語性知能」が、そうでない人に比べて低い傾向があるという研究結果を、熊本大学大学院の友田明美准教授（小児発達学）と米国・ハーバード大学の共同研究グループがまとめた。
（中略）
言語性知能は、言葉による虐待を受けずに育った人の数値が１１１―１５４に対し、受けた人は９４―１４０。最大値・最小値ともに１７―１４ポイント低かった。

これまでも研究チームは、言葉による虐待が脳に及ぼす影響を調査。言葉による虐待を受けた人の脳を磁気共鳴画像装置（ＭＲＩ）で解析した結果、聴覚野をつかさどる側頭葉の一部が受けていない人に比べて、左脳で平均１２．５％萎縮（いしゅく）し、虐待期間が長いほど萎縮率が高いとのデータを発表している。

二日前の事ですが、今週で専門学校の講義を終えました。
前期だけの授業ですので、全14回でおしまいです。

はじめは長く感じましたが、終わってみるとまだ教えたかった事もあったなぁなんて。。。
試験問題の作成や採点があるのでまだ仕事は残っているのですが、学生と直接関わる事は一昨日で最後でした。

で、毎回感想を書いてもらっていたのですが、全体的には好意的に受け取ってもらえたようです。
最後の授業の感想を一部抜粋。

●3年前期の授業で唯一楽しく受けれる授業でした。
●この授業で心構えとか生き方とか学べた気がします。
●今まで習った教育学で、今後患者さんに対して使えそうなものがたくさんあったので、利用していきたいです。
●14回とても楽しい授業でした。活動を通して学ぶという新しい授業内容で面白かったです。
●今まで私達が学校だけでなく今まで生きてきた中でも学べなかった情報を沢山提供して下さってありがとうございました。
●教育学はもっとカタくるしい授業だと思ってたけど、ワーク系が多かったりビデオとかがあって面白かったです。
●先生の授業は楽しくて、また他の授業と違って面白い方法で進められていくので、すごく自分にとって忘れられない学習となりました。
●人生の糧となる言葉や話を多く聞き、これを生かしたい。
●授業を通して、考え方や意識の仕方など、少し変わったような気がします。生きていく中で、とてもためになることばかりでした。

教える喜びを感じられた、私にとってもありがたい体験でした。

臨床心理士ユニオンが署名活動を始めたようで。

臨床心理士ユニオンが署名運動スタート！

ただ文章を読むと、臨床心理士を代表しているようなニュアンスを受けます。
実際、日本臨床心理士会との関係はどうなっているのでしょうか？
今確認しても日本臨床心理士会のウェブサイトには、この臨床心理士ユニオンについて何も書かれていないのですが。

あと署名の紙には厚生労働大臣と文部科学大臣の名前が印刷されていますが、これって選挙の結果次第で変わることもありえないのかな？
8/30が衆議院の総選挙らしいけど。

自分を知ろうと努める人は道を見出します。
道を見出す人は満ち足りを感じ、喜びと平和と幸福を見出します。
たとえ、道が険しくとも。
（リーディング番号：352-1）
『エドガー・ケイシー文庫031　知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P227


幸福の定義は難しいものです。
ただ人間の本性が魂の成長動機にあるとした場合、それが経験できる人生が幸福だという事になります。

だとしたらむしろ、道が険しいからこそ幸福だという定義も成り立ちます。
安穏とした人生では魂が鈍感になり、成長の糧となる経験も少ないものになります。
それならば道は険しくともそこでの経験で魂が磨かれ、より成長をしていく人生が、輪廻思想においての幸福だといえます。

そしてそのためには、自らを知る求道心が必要です。
自分がこの人生においてどのような経験をすべきなのか、それは外的な運命にも導かれますが、その運命を活かせるかどうかは自分次第です。
そこに自分の内面への鋭敏さがなければ、せっかくのチャンスがあっても、チャンスだと気づかずに通り過ぎてしまうでしょう。

鋭敏、透徹にした心は無為です。
しかしそこから生じてくる有為への心が、自分自身に必要な方向性を示しているのです。

theme : スピリチュアル
genre : 心と身体

今日の『リビング熊本』という広告紙にe-girlが載せられていました。
一昨日このブログで書いたばかりなので、グッドなタイミングに驚きです。

クリックすると拡大表示します。

theme : スピリチュアル
genre : 心と身体