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『熊本 ホメオパシー』 プラス 熊本県 熊本市

ふと『熊本 ホメオパシー』でググったら、このブログが最上位に来ていました。
さすがGoogleは分かっていらっしゃる(笑)

ちなみにホメオパシーについて知りたいからは、カテゴリから『ホメオパシー』をクリックしてください。

ただ順番を逆に『ホメオパシー 熊本』にすると二番目になり、『熊本県 ホメオパシー』や『熊本市 ホメオパシー』だとかなり下になります。
それでSEO対策にと、descriptionを少しいじってみました。
これで改善するといいんだけど。

やはり詐欺に引っかかる人を放っておくのは気分が悪いですからね。
一時期は日本学術会議の会長自らが否定したことで、新聞などにも取り上げられました。
でも確信的詐欺師なホメオパスが、情報が風化した頃合いを狙って布教活動を再開しないとも限りませんから。

きちんと理解した上でホメオパシーを使うというのなら個人の自由ですが、理解したらそもそもホメオパシーを使おうなんて思わないでしょうし。

ホメオパシーと戦うBBC NewsNight

久々にホメオパシー関連。
自分の備忘録のために貼り付け。

まだホメオパシーに関心をもつような人がいるのなら、手を出す前にこの動画も参考にしてください。

震災に乗じて信者を増やそうとするホメオパシー

詳しくはこちらをご覧ください。

『やや日刊カルト新聞 ― 日本ホメオパシー医学協会が災害に便乗』

『Not so open-minded that our brains drop out. ― 震災に便乗するホメオパシー提唱者たち』


様々な人々が被災者のために助けあおうとしている中、火事場泥棒のように振舞う人もいます。
前にも書いたように、ホメオパシーの効果は否定されています。
それを効果があるかのように誤解させるのは詐欺行為でしかありません。

こういう非常事態にこそ人の本性が表れやすいのでしょうね。

ホメオパシーだけじゃない 民間療法規制に壁

朝日新聞の記事です。
砂糖玉をなめれば、病気に効くというホメオパシーなど、科学的に効果が証明されていない民間療法や健康食品によるトラブルが後を絶たない。国はようやく、健康食品の広告規制の強化に乗り出した。しかし、いまの規制の仕組みでは、健康被害があっても法律違反に問うのは、ハードルが高いのが実情だ。

※元記事を見たい方はこちら。

前半はいわゆるバイブル商法の手口、後半はフラワーエッセンスについて書かれてあります。
実際タイトルのとおり、問題があると分かっていてもそれを法的に取り締まることができない事が、問題の難しさをより深刻にしています。

その手口は本文を見てもらうとして、そもそもこんな法の抜け道を利用してくること自体、怪しいと思うのが常識だと思うんですけどね。
しかし病気などで心が弱っている人につけ込んで儲けようとするのですから、ホメオパスは常識が働かない状態になっているんでしょう。

弱っている人を相手に仕事をするということでは医療業界や私たち臨床心理士も同じですが、大きく違うのは嘘や妄想でものを言わないということです。
正しい情報を伝えた上で治療なりカウンセリングなりを受けてもらうのは通常であり、当然のことです。
インフォームド・コンセントでは情報が正しいことが言うまでもなく大前提です。

しかしホメオパシーでは正しくない情報を伝え、薬効のない砂糖玉を売ることに貢献しています。
これは詐欺と呼ばれる行為です。

ホメオパシーの信奉者が言う情報がどう正しくないかは、こちらにまとめています。

「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解

どうなるのかと注目していましたが、和解という結果になったようです。
生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。
(中略)
関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。

※元記事を見たい方はこちら。

この「内容を口外しない」というのは何故なんでしょうね。
私としてはきっちりと事実関係をはっきりとしてもらいたかったのですが。
やはりどちらかにとって、事実関係がはっきりすることは都合が悪かったということでしょうか。

ところで、日本ホメオパシー医学協会が上記の報道についてコメントをしています。
ホメオパシーのレメディーは、ビタミンK2のシロップの代用にはなりません。この点、助産師は明確に理解していました。


今更これは通用しないでしょう。
前に産経新聞にこのような記事がありました。
日本助産師会(加藤尚美会長)は7日、会員の開業助産所433カ所のうち36カ所で、過去2年間に新生児に必要とされるビタミンK2を投与せず、ホメオパシーと呼ばれる代替医療で使われる砂糖玉を投与していたケースがあったと発表した。


また日本ホメオパシー医学協会が運営する掲示板では以下のようなコメントが残されています。
それとK2シロップの件ですが、産院で与えなくてもいいのであればその代わりにそのレメディーを与えていただいてもかまいません。


これでも言い逃れようとしているのですから悲しいことです。
そもそも代わりにならないのなら、なぜこのタイミングでホメオパシーを投与していたのでしょう?
もしこの助産師がホメオパシーがビタミンK2の代わりにならないと明確に理解していたのなら、意図的な殺人だったということになります。
ビタミンK欠乏性出血症は発症する確率が低いとはいえ、その発症もビタミンK2でほぼなくなります。
つまり理解した上でビタミンK2を与えないのは、新生児の命でロシアンルーレットをするようなものです。

この助産師がホメオパシーに騙されていたというのなら、まだ愚かではあっても悪人だとは思いません。
しかし故意に死亡確率を上げたというのなら、非常に倫理的、人道的に残念なことです。
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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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