自分の能力におごり、人間関係に自分を誤用することが、常に躓きの元になるのです。
(リーディング番号:137-118)「奢れる者も久しからず」とは平家物語の冒頭にある言葉ですが、慢心で身を滅ぼした例は歴史上、いくらでもあります。
自分の能力におごるとは、換言すれば人を見下しているということでもあります。
平家は
「平家にあらずんば人にあらず」などと言っていたために人心は離れ、世界に憎悪を撒き散らす事となり、結果的に滅びを迎えます。
昨日書いた「吾唯知足」にもつながりますが、自分の可能性を信じ、初めから諦めた態度をとらないことは大切です。
しかしそれが他者への蔑視となるなら論外ですし、自分に長所が恵まれた事への感謝を忘れてはいけません。
その長所を磨くため、人並みならぬ努力をしてきた人もいるでしょう。
しかしそのような努力をできる環境にいたことが、既に恩恵なのです。
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