遺伝のほとんどは自分から来るのであり、家族から来るのではありません。
家族は魂が世に流れるための川にすぎません。
(リーディング番号:1233-1)『エドガー・ケイシー文庫031 知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P132
遺伝の研究では双生児での比較が有名です。
一卵性の双生児では遺伝的に全く同じですから、人に影響が強いのは先天的な遺伝か、後天的な育ちかを調査するのに適しているのです。
しかしその研究では遺伝でも育ちでも全く同じようにはならないことが分かっています。
たとえ一卵性双生児であっても全く同じ経験をしていくわけではない事が一つの原因に挙げられますが、エドガー・カイシーによるとそれは魂の違いだとなります。
昔は「氏か育ちか(遺伝か生活環境か)」という議論があり、結局は両方の影響という事に落ち着いています。
しかし実際には遺伝よりも先天的な、過去世で魂が培ってきた経験に今世での人格は影響されるのです。
ただし育児は非常に大切です。
過去世がどうであろうと、そこに今世での経験が積み重ねられていくのです。
ですから子どもの成長には親が責任を持たなければなりません。
しかしそれと同時に、子ども側にもその親を選び、そこでの経験をどのように受け止めてきたのかに責任があることも忘れてはいけません。
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