常に支えあい、自我をますますなくす関係になりなさい。
自分をあきらめるという意味ではありません。
それぞれが相手の最良の部分を補うのです。
(リーディング番号:939-1)『エドガー・ケイシー文庫031 知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P131
結婚でのパートナーについてのリーディングです。
人にはそれぞれ乗り越えるべき発達段階があります。
時には自我を前面に出すことで得られる必要な経験もあるでしょう。
(たとえそれば苦いものであっても。)
しかし最終的に行き着くところは忘我です。
逆説的ですが、忘我が個性化への道となります。
忘我の反対は我執ですが、これは満たされていない欲求に振り回されている状態です。
欲求は気まぐれで際限がありません。
欲求への執着という足かせを取り払うことで、内面から湧き出てくるその人本来の個性が見えてきます。
その個性が凸凹のように相手と補い合い、長所を伸ばすことにもなるのです。
theme : スピリチュアル
genre : 心と身体