義務と愛と理性が一体となるときに、
心は普遍の愛に近づきます。
(リーディング番号:31-1)『エドガー・ケイシー文庫031 知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P35
孔子は70歳での理想を従心(心の欲するところに従えども矩〔のり:ルール〕をこえず)としています。
またカール・ロジャーズは晩年にカウンセリングに必要な条件に、「プレゼンス」を付け加えています。
これはどちらも良いことをしようとか、悪いことはしてはいけないとか、そんなことは思わないで無意識に振舞っているだけで、最善な生き方が出来ていることを指します。
老子の「無為自然」も同様でしょう。
はじめからこの境地に達する事は難しいでしょうが、誰もがここに辿り着くために輪廻を繰り返しているのです。
「千里の道も一歩から」、日々一歩ずつでも進んでいたいものです。