完全に業界の内輪ネタですが。。。
日本臨床心理士資格認定協会の「緊急資格問題ワーキンググループ」なるものから、「いわゆる国家資格問題に関する見解」が郵送されてきました。
内容は既に他のブログに掲載されているので省略。
裕’s Object Relational WorldA Forward-looking Child Psychiatrist開業臨床心理士のコラージュ療法&雑学日記これまでの情報だと国家資格は臨床心理士とは別に制定されるようでしたが、それに反対しているということでしょうか。
正直、国家資格の全体像が見えないのでこの見解がどのくらい的を射ているのか分からないでいます。
ただ前の二資格一法案も分かりにくいものでしたが、臨床心理士と新たな国家資格が併存するとしたら、それも同様に複雑になってしまいます。
併存させるのならその明確な利点を出してもらいませんと。
また臨床を全くやらなくても大卒で取れる資格に「認定心理士」がありますが、これをカウンセラーの資格のように誤解させる書き方をしているサイトを見かけます。
もし新たな国家資格が臨床能力がなくても「~心理士」と名乗れるなら、今以上にクライアントの誤解を助長する可能性があります。
そうなってしまうと国家資格になることが誤解にお墨付きを与えることになり、ひいては国民の不利益になるともいえます。
一般には「~心理士」イコール「心理カウンセラー」なのですから、そこを踏まえての受験資格なりカリキュラムなりにして欲しいものです。
あ、余談ですが誰か「認定心理士」についてSD法でもして、どれだけ勘違いさせやすい名称か検証してくれませんかね??