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昨日のてんつくマンの話から。
『完璧』という字ですが、よく間違って後ろの字を『壁(かべ)』と書いてしまいがちです。
実際、てんつくマンが質問した時にも『壁』だと思って手を挙げた人が何人かいました。
『璧』は下が『土』じゃなくて、『玉』と書きます。
完全無欠を表す『完璧』なのに、それを間違って覚えている人が多いというのも面白いですよね。
完璧(の字)なのに、完璧(に覚えているの)ではない。
この漢字間違いのように人は不完全で、完璧な存在じゃないんです。
私も不完全なところだらけで、もし『あなたに完璧なところはある?』なんて尋ねられても、何も答えられません。
でも自分の不完全さが分かっているから、人の不完全さも許せるんだと思います。
むしろ人が完璧じゃないことを分かることが、世の中から争いごとをなくしていくことなのかもしれません。
完璧に近づこうと努力することは大切ですが、完璧しか認めない世の中だったらギスギスして住みにくそうですからね。
もし完璧が好きな人なら、『完璧に人を許せるか?』のほうに頑張ったほうが有意義かも知れませんよ。