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人はその心の存するところのものになる

人は、その心の存するところのものになるというのは、不変の法則です。
なぜなら、心は作り手であるからです。

神の探求〈2〉 P74

心が人を、未来を、人生を形成していきます。
何を思い、どのような感情で生きていくか、それは一般に思われている以上の影響力を持っています。

ちなみに私は医療機関で働いていますが、そこで未熟な心理士が嫌われる理由の一つに“心理主義”があると言われます。
これは患者の問題を心理的な側面で捉えようとするあまり、他の物理的な要因などを軽視しがちになる事です。
これはこれで勉強不足から来る態度で、西洋医学が積み重ねてきた歴史は尊重しなければなりません。

しかしそれとは別次元で、やはり心は作り手なのです。
これを万人が納得するかたちで証明しろと言われると、今の私には無理です。
そういう意味では、これは一つの価値観だとも言えます。

ただ、これは人を幸せにする価値観であると、私は思っています。
努力をせずにただ念じればよいといった現実逃避は困りますが、全ては自分次第であり、その大元が心であると考える事は、自分の人生に責任を持つという事でもあります。

誰かが悪いのではなく、今の状況は自分が呼び寄せたものであり、
変わる事を決意すれば、変わっていけるのが人間というものです。

この二つがターニングポイントになる事はカウンセリングでも数多くあります。

どのような心でいるか、それがもっとも大切な事なのかも知れません。

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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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