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問われる真偽 ホメオパシー療法

ちょうど昨日のニセ心理学にも関連するニュースがありました。
気が遠くなるほど薄めた「毒」を飲むことで病気を治す、という欧州生まれの代替医療ホメオパシーが「害のない自然な療法」と日本でも女性層を中心に人気が 高まりつつある。だが、この療法が公的医療の一角を占める英国は今年、議会委員会がその効果を全面否定、公的医療から外すよう政府に勧告した。日本でも裁 判が起こされるなど、その効果を巡ってホメオパシーは批判対象にもなってきている。


※元記事を見たい方はこちら。

ホメオパシーについては過去にもこのブログで取り上げました。
昨日も書いたとおり世の中には様々な情報がありますから、その真偽を検証する能力が必要になります。
そしてホメオパシーについては現状、プラセボ以上の効果はないというのが論文を厳密に検証して出された結果です。

個人が思想や信教の自由の範囲内で、自分だけでホメオパシーをしていくぶんには文句はありません。
そこまで制限するのなら、「おみくじが当たることを実証しないと置いてはいけない」とか、「お守りの効果が統計的に有意でなければ販売してはいけない」ということにもなりますから。

「鰯の頭も信心から」と言うように、そこまで合理的に生きれないのも人間というものです。

ただし、ホメオパシーは医療分野に直に関連し、その有効性が正確に伝えられないままに広がってしまっています。
そのことで不利益を被っている人も事実いるのですから、正しい情報を発信していかなければなりません。

私も代替療法の団体に身を置くものとして、何が有効で何が有効でないか、それを発信してく必要性を感じています。

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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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