ニュースから。
自らを霊能師と称し、講演会などで会員を集めていた東京の「ロマゾフィー協会」の会長夫婦が、女性会員に木の棒で数十回殴るなどの暴行を加えてけがをさせたとして、警視庁に逮捕されました。 |
※元記事を見たい方はこちら。私はいわゆるスピリチュアルというものにも有益な側面があると思っています。
ただ包丁でも原子力でもそうですが、何でも使い方を誤ると力の大きいものほど、悪影響も強くなってしまいます。
この事件にしても、被害者の女性はこの新興宗教に何かの救いを求めたのでしょう。
宗教による美談やプラスの効果は数多く報告されていますので、信仰それ自体が悪いわけではありません。
ただ、この「ロマゾフィー協会」という団体は信じるに値しないものだったようです。
日常的に暴力を使う人物が人格的に優れているとは思えませんから。
あと新興宗教もホメオパシーに似ているように感じています。
●他の人があまり知らないので、それを知っていることに優越感を持てる。
●教義や理論といったものに疑問を挟めない雰囲気がある。
●一度ハマってしまうと、認知的不協和のためになかなか引き戻せなくなってしまう。
この21世紀の世の中でもこのような事件が起こってしまうんですよね。
私としては怪しいものへの免疫力をつける教育が必要だと思っています。
特定の宗教を教えるようなことはダメでしょうが、宗教のプラス面とマイナス面、それに科学的思考とはどのようなものかを、高校くらいでしっかりと教えられないものでしょうか。