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日本心理臨床学会が二次被害に注意を呼び掛け

日本心理臨床学会がニュースになっていました。
 被災した子どもに「地震は怖かったですか?」とマイクを向ける――。テレビでたびたび見かける光景だが、こうした報道について「反対」の声が挙がっている。

 日本心理臨床学会は報道関係者に対し、「被災した子どもたちに被災体験を語らせたり、絵を描かせたりしないでください。被災体験は、安全・安心・信頼の関係性のなかで表現されてこそ、回復への力になります。逆に、安心・信頼のないなか表現を強いることは二次被害を与えます」とWebサイトで訴えている。


日本心理臨床学会のホームページはこちら。
http://www.ajcp.info/


なんとなく腰が重い印象があったのですが、こういう発表をしてくれるのは心強く思います。
実際、マスコミの二次被害はよく言われることです。

私が見ていたニュースでも眉をひそめたシーンがありました。
未成年者に家の場所を聞いた後、マイクを向けていたアナウンサーがカメラに向かって
「○○地区は甚大な被害があった場所です」
と一言。
横にいた未成年者への配慮が全く感じられませんでした。

マスコミにはこういう事についての教育はないんでしょうね。
むしろ同情を誘うもののほうが視聴率がとれるという判断もあるのかも知れません。

でも報道の自由のために心の傷をえぐってよいわけがありません。
今回のことを通して二次被害への理解が広まってくれることを願います。

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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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