どの魂も道を正すために生まれてくるのです。
まっすぐな狭き道を歩く者だけが、自分が自分であり、かつ創造的力と一体であることを知るのです。
(リーディング番号:2021-1)『エドガー・ケイシー文庫031 知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P23
世の中に必要のない人間はいません。
どんな人であれ、その人生は自らの修行の場であるとともに、他者へのメッセージでもあります。
なかにはひどく恨みを買うような人や、犯罪を犯す人もいます。
しかしなぜそのようなことになってしまったのでしょう?
それが自分のことであるなら、自らを深く省みましょう。
また他者のことであっても、それを防ぐために自分にできることはなかったのか、あるいはこれから同じようなことが起こらないために自分にできることはないのか、それを省みましょう。
もし世の中の道が歪んでいるのなら、その歪んだ道を(魂のレベルでは)あえて進み、その道が歪んでいることを明らかにしてくれる人が必要なのです。
歪んだ道に進んだことを批判するのではなく、歪んだ道を放置していたことに気づき、変えていきましょう。
たとえ地中の裏側で起こった出来事であっても、それを対岸の火事と思っていては巡り巡って自分の身に降りかかってくるものです。
なぜなら、その出来事が自分が生きている時代に起き、それを自分が認識したことは何か意味があることなのですから。