今日は職場が主催した講演会を手伝ってきました。
アフリカのコートジボワール出身の
ワッタラ・アマドゥさんと、世界53カ国を旅し、アフリカ関連NGO、NPOを創設されている
後藤千枝さんが様々な話をしてくれました。
子どもの参加が多かったので、お二人とも分かりやすくお話くださいました。
しかしただ面白いだけではなく、マザーテレサの
『死を待つ人々の家』の様子や、世界の飢えや貧困についての説明もありました。
『死を待つ人々の家』で後藤さんが受け持った女の子は、頭の怪我したところにウジがわき、後藤さんがピンセットで1匹ずつ取っていくと113匹いたそうです。その子は3週間後に天に召されました。
また世界で餓死している子どもは1日に4万人、1年間で1500万人いるそうです。
私自身、このような現実の前には愕然となります。普段知ってはいても、意識に上らせることはないからです。
しかしこういう機会にあらためて意識化させられたとき、マザーテレサの
“愛の反対は無関心”という言葉を思い出し、自分自身のこれまでの行いを振り返ります。
人間一人の力は僅かかも知れません。しかしカオス理論の
バタフライ効果のように、わずかな力でも無限の可能性を持っています。
また私は結果は重視しませんが、自分が何を考え、思い、行動したかというプロセスは大切だと思っています。
結果がどうなるかは神のみぞ知る領域ですが、そのことに対してどういう態度をとったかは自分自身の問題です。それもボランティアが逃避の手段になってはいけませんから、実生活を営み、家族、友人を大切にしながらでないと意味がありません。
今回の講演会は、このようなことを考えさせられる良い機会となりました。
最後に夕食会の時にワッタラさんと一緒に撮った写真。
ワッタラさんも講演では自分の民族の昔話を聞かせたり、一緒にダンスをしたりして子ども達に大人気でした。
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