愛知県岡崎市にある、産婦人科の
吉村医院を紹介したDVDです。
助産師の村上先生にお借りして見てみました。
吉村医院については、先日のてんつくマンの映画で初めて知りました。
元々この分野には疎かったのですが、その映画で漠然と持っていた出産のイメージを覆されました。
しかし説得力があり、なにより登場する妊婦さんやここで出産したという人たちの表情が良いんですよね。
吉村医院で出産した事に非常に満足していることがありありと伝わってきます。
吉村先生の基本理念は、お産は自然な行為という事です。
しかし今の医療の中での出産は、かなり人工的に行なわれてしまっているようです。
村上先生から聞いたことでもあるのですが、仰向けの分娩台は骨格の構造からすると出産しにくい姿勢だそうですし、会陰切開も不自然さの一つです。
陣痛促進剤もそうですし、出産後すぐに母親と触れ合うカンガルーケアも一昔前までは一般的ではありませんでした。
ただし自然な出産をするためには体力が必要ですから、DVDの中でも妊婦さんが薪割りや拭き掃除をしたり、家でスクワットをしていたという体験談を話したりしていました。
それからすると、今の生活のほうが運動が少なくて不自然なのかも知れませんね。
ちなみに私の妻も妊娠中なので、てんつくマンの映画を見てからスクワットを始めています。
母は強しです。
これから出産をするという人やその伴侶には、一度は見ておいてもらいたいと思うDVDでした。