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きっかけ 2

私が死後生仮説を知ることになったきっかけはこちらで触れました。

ではなぜ私がこれほどまでに死後生仮説にのめり込んだかというと、そこに救いがあったからです。

生きること、そして死ぬことは私がずっと抱えていた悩みでした。
小学校の3,4年生の頃には既に意識していたように思います。

当時『あなたの知らない世界という、幽霊や心霊体験を扱った番組がありました。
私は怖がりな子どもだったのですが、怖いもの見たさでついその番組を見てしまい、いつまでも成仏できない霊がいる事への恐怖を感じていました。

また時が過ぎて中学、高校時代。
今度は非科学的なものは否定していましたが、何のために勉強を詰め込まないといけないのか、何のために頑張らないといけないのかに悩み、それに対する自分の答えは『快楽主義』でした。それはエピクロスのような高尚なものではなく(当時は知ってもいませんでしたが)、とにかく人生は楽しんだ者勝ちで、いかに死ぬまでに面白おかしく生きるかが人生のテーマでした。

しかしそのような思いのまま大学に進学して、いわゆるキャンパスライフを謳歌していても、どこか心が節くれ立っていました。
快楽主義を自分の指針にしていながらも、それに納得できていない自分がいたのです。
いかに今を楽しく過ごそうとも、死ねば自分が消えてしまう恐怖、虚無感。
それがいつも自分に付きまとっていました。

しかし宗教には拒否感がありましたから、神のためとか、天国に行くために善行を積むとかいう考えは論外でした。

神に依存することも、快楽主義に開き直ることもできず、ずっと悶々とたものを抱えた状態でしたが、そこにブレイクスルーをもたらしたのが飯田史彦氏の『生きがいの本質』でした。

生まれ変わりについての客観的、実証的データを示し、宗教ではない立場での提言には説得力がありました。

死んでも終わりではない、魂を成長させていくことが何ものにも勝る人生の目的だと知った時、どれほど私を安堵させたことか。
このとき私は人生の指針を得ました。

この『生きがいの本質―私たちは、なぜ生きているのか』との出会いが、今の私へと繋がっているのです。

※もし今から読み始めるのでしたら、『[決定版]生きがいの創造』のほうがお薦めです。

また、『[決定版]生きがいの創造』の元となった学術論文『生きがいの夜明け ―生まれ変わりに関する科学的研究の発展が人生観に与える影響について―』はこちらのサイトで読めます。


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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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