また朝日新聞の記事から。
代替療法ホメオパシーを利用している人の中で、病気が悪化して死亡する例が相次いでいる。 (中略) ホメオパシーでは、病気の症状が重くなっても、自然治癒力が増した証拠の「好転反応」ととらえる。これが患者を病院から遠ざけているとの指摘がある。 |
※元記事を見たい方はこちら。これで記事としては3つ目でしょうか。
朝日新聞はホメオパシーについて、かなり力を入れていることが感じられます。
私としても偏見にならないようにと気をつけてホメオパシーを調べてきました。
しかしどうしてもホメオパシーが効くという根拠が見つからないんですよね。
個人の体験談ならいくらでも見つかりました。
しかしいわゆる三た論法で、信頼に足るものにはなりません。
三た論法・・・「治療した・治った・治療効果があった」の三段論法での宣伝方法。しかしそれがプラセボ効果なのか、たまたまそのタイミングで治っただけなのか、どのくらいの頻度で起こるものなのか(もしかしたら1億人に1人なのかも知れない)かが分からないため、効果の検証には役に立たない。
これを書いた記者がやっているブログでも、ホメオパシーについて意見交換がされています。
そこにはホメオパシーを擁護する意見もたまにあるのですが、全て説得力にかけるものばかりです。
また某ホメオパシー団体の人も「徹底的に議論する」と書き込みながらも、ずっと先送りにして説明をしていない状態です。
そこで本当に納得のいく説明がされれば、このブログでも紹介したいと思いますが。
このような記事を紹介することで、少しでもホメオパシーの現状を知る人が増えればと思います。