東日本大震災で津波の被害が大きかった陸中野田駅の周辺を自分の目で見てきました。
駅にも津波は来たそうですが、もう三ヶ月ほど経つので駅を降りた直後は特に目を引くものはありませんでした。
しかし野田港のほうに歩いて行くと、徐々に津波の爪痕が見えてきます。
ボートの残骸。
この曲がり具合が津波の威力を感じさせます。
元は田んぼだと思われる場所に、流されてきた家屋や木々が放置されていました。
なんだかよく分からない匂いも漂っていました。
がれき置き場。
写真は一部ですが、実際にはもっと奥まで続いています。
野田港のすぐ近くにあった階段。
手すりが途中まで折れ曲がっており、そこまで津波が押し寄せたことが分かります。
次に野田港から南のほうに向かいました。
こちらは住宅などがあった地域ですが、今では何もない荒地のようになっていました。
真ん中より少し上にある白い帯は、ガードレールの跡。
建物は土台しか残っていません。
積み上げられた瓦礫の山。
こちらは浜辺。
元は綺麗な砂浜が続いていたそうですが、今では倒れた木や壊れた防波堤が痛々しく残っている風景になっています。
コンクリートも津波の力で原型をとどめていません。
9月に熊本代替療法研究会で東日本大震災のチャリティーイベントを行なう予定ですので、
その時にこれらの写真も見てもらえるようにしようと思っています。