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「あかつき」問題を憂慮する会

ホメオパシーの資格者(ホメオパス)の無責任な言葉により医療機関への受診を拒否し、失意のうちに死亡してしまった女性がおられます。
この方は離婚してから一人で小学生になる子どもを育てており、その子を残して先立ってしまう無念はどれほどのものだったでしょうか。

そのあらましがネット上に公開されています。

「あかつき」問題を憂慮する会
http://www012.upp.so-net.ne.jp/mackboxy/Health/

また以下にPDFで公開されていた文章を引用しておきます。

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ビタミンK2投与に関する日本助産師会の見解

ちょっとくどいかも知れませんが、自分の備忘録にまたホメオパシー関連。
日本助産師会が「ビタミンK2投与に関する日本助産師会の見解」をHPに掲載しています。

長くなるので画面を分けます。
↓↓

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代替療法ホメオパシー利用者、複数死亡例 通常医療拒む

また朝日新聞の記事から。
代替療法ホメオパシーを利用している人の中で、病気が悪化して死亡する例が相次いでいる。
(中略)
ホメオパシーでは、病気の症状が重くなっても、自然治癒力が増した証拠の「好転反応」ととらえる。これが患者を病院から遠ざけているとの指摘がある。

※元記事を見たい方はこちら。

これで記事としては3つ目でしょうか。
朝日新聞はホメオパシーについて、かなり力を入れていることが感じられます。

私としても偏見にならないようにと気をつけてホメオパシーを調べてきました。
しかしどうしてもホメオパシーが効くという根拠が見つからないんですよね。

個人の体験談ならいくらでも見つかりました。
しかしいわゆる三た論法で、信頼に足るものにはなりません。

三た論法・・・「治療した・治った・治療効果があった」の三段論法での宣伝方法。しかしそれがプラセボ効果なのか、たまたまそのタイミングで治っただけなのか、どのくらいの頻度で起こるものなのか(もしかしたら1億人に1人なのかも知れない)かが分からないため、効果の検証には役に立たない。

これを書いた記者がやっているブログでも、ホメオパシーについて意見交換がされています。
そこにはホメオパシーを擁護する意見もたまにあるのですが、全て説得力にかけるものばかりです。
また某ホメオパシー団体の人も「徹底的に議論する」と書き込みながらも、ずっと先送りにして説明をしていない状態です。
そこで本当に納得のいく説明がされれば、このブログでも紹介したいと思いますが。

このような記事を紹介することで、少しでもホメオパシーの現状を知る人が増えればと思います。

「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査

また朝日新聞がホメオパシーについて取り上げていました。
「ホメオパシー」と呼ばれる代替療法が助産師の間で広がり、トラブルも起きている。
(中略)
ホメオパシーをめぐっては英国の議会下院委員会が2月、「国民保健サービスの適用をやめるべきだ。根拠無しに効能を表示することも認めるべきではない」な どとする勧告をまとめた。薬が効いていなくても心理的な効果で改善する「偽薬効果」以上の効能がある証拠がないからという。

※元記事を見たい方はこちら。

こういう問題提起をしていくことで、ホメオパシーの実態を知る人が増えることを望みます。

ホメオパシー救急病棟

またまたホメオパシー関連。
素晴らしいパロディー動画がアップされていました


ホメオパシーでやっていることは、つまりこういう事なんですよね。
時計
プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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