興味本位の記事が多いところがソース元なので、信憑性はイマイチかも知れませんが。
鳩山由起夫首相のツルの一声で、厚生労働省は瞑想や催眠療法といった民間医療に加え、チベット医学、ホメオパシーなど世界各国の伝統医学の保険適用や資格 制度化をマジメに考え始めた。 |
いわゆる代替療法と呼ばれる分野ですね。
私も
熊本代替療法研究会に所属していますし、この分野に脚光が当たるのは好ましく思います。
しかしですね。。。
現状で保険適用と言われても素直に喜べないものがあります。
まず代替療法は様々なものがあり玉石混交です。
その玉と石をどのように選り分けるのか、きちんとEBMに基づいた効果が証明できているのか、それを調べるだけでかなりの時間と労力がかかるのではないでしょうか。
また瞑想などはただやれば良いというものではなく、どのような態度、心構えで臨むかが効果に大きな影響を与えます。
人によっては絶大な効果があるでしょうが、全く効果がない人もいるでしょう。
そこを統計的に測定していくには工夫が必要です。
それに代替療法に保険適用すること自体には賛成ですが、あくまで効果が期待できる熟練の人達が施術するのが前提です。
どのような資格の人に保険適用するかは充分に吟味しないと、エセが大挙して押し寄せて穴だらけの制度にもなりかねません。
代替療法には素晴らしいものもあるからこそ、“悪貨が良貨を駆逐する”なんて事にならないようにしてもらいたいです。