昨日から福岡に来ており、ホテルに泊まってEFTの講座の続きを受けました。
予め理解があれば有効な技法にはなりそうですので、導入の方法が大切ということになるでしょうか。
ただレベル1、レベル2と受けてきて今回のセラピスト講座を入れても、合計時間は一週間にもなりません。
それでセラピストを名乗って良いのかは疑問。
EFT-Japanでは「愛と思いやり」を大切にしているそうですが、「愛と思いやり」があれば何でも解決できるというわけではありません。
いや、究極的にはそうかも知れないけど、本当に「愛と思いやり」があるのなら、クライエントのために予めやれることは全力でやっておくのが道理だと思うんですよね。
だから私は臨床心理士になり、その後も今回の講座のように学び続けているのですし。
また「愛と思いやり」さえあれば良いというのは、クライエントをバカにしているとも言えます。
クライエントは「愛と思いやり」がないから悩んでいるのでしょうか?
クライエントの家族や友人は「愛と思いやり」がないから、その人の悩みを解決してあげられないのでしょうか?
そしてセラピストは、その人たち以上に「愛と思いやり」があるというのでしょうか?
これって考えようによってはかなり傲慢な考えですよね。
セラピストに「愛と思いやり」があるのは前提条件です。
それは声高に言うようなものではなく、あって当たり前のもの。
しかしクライエントの役に立ちたいと本当に思うのなら、それなりの専門性を身につけなければ独善的な「愛と思いやり」をクライエントに押し付けることになります。
EFT自体は有効な技法だと思っているので、セラピストの安易な濫造にならなければと思っています。
話がそれてしまいましたが、とりあえずまたブレンダさんと記念撮影。