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あなたの悩み、とことん聴きます ~臨床心理士~

NHK教育番組「あしたをつかめ」で、臨床心理士が取り上げられるようです。

http://www.nhk.or.jp/shigoto/

本放送:2010.4.2 19:30~19:55
再放送:2010.4.6 23:30~23:55

日本臨床心理士会も協力した番組だそうですので、良かったら見てみてください。

参議院予算委員会で臨床心理士についての発言

ほんのちょっとでしたが、今日の参議院予算委員会で臨床心理士の国家資格化について発言がありました。
民主党の櫻井充議員からの質問の中でです。

期間限定かも知れませんが、こちらのサイトで確認できます。
参議院インターネット審議中継
(2010年3月4日、櫻井充議員の発言で33分20秒ほどから)

国民のメンタルヘルスについて、臨床心理士が国家資格になる事が国益に沿っているからの発言でしょう。
早期実現を望みます。

自殺はダメ!!

今日の熊本日日新聞の記事(画像をクリックすると拡大します)。
20100303.jpg

ある地域で私もこれに参加しています。
自殺を電話相談でどれだけ防げるかという批判もありそうですが、何もしなければ何も変わりません。
“無”をいくつ集めても“無”のままですが、どんな極小でも集まれば大きくなっていきます。

てんつくマンの講演で聞いたことですが、無力と微力には絶対の差があります。
それに気づいた人は、何もせずに文句ばかりを言うような人生は送れません。

自分の力の大きさは問題ではありません。
ただ自分にできることから始めることが大切なのです。

臨床心理士報 2010年1月号

私のところには昨日届きましたが、地域によっては3日ほど前に届いていたようです(土日を挟んだためでしょうか?)。

今回は国家資格化について様々な立場からの寄稿が載せられていますが、日本臨床心理士会の方向性に疑念を持っている意見が多かった印象でした。

ちなみに今回届いたのは、日本臨床心理士資格認定協会が発行している「臨床心理士報(以下、士報)」、また日本臨床心理士会が発行しているのは「日本臨床心理士会雑誌(以下、会誌)」です。

少し前に届いた会誌には、
「国資格となれば、多くの外部関係者との意見調整が必要です」
とありましたが、士報の雰囲気からすると、外部関係者と言う前に内部関係者との意見調整が必要に感じました。

士報には「もっと情報公開を」と述べている寄稿がありましたが、私もそう思います。
たとえば会誌には資格の名称が臨床心理士となっていない事について、
「今回の流れの中で、それを表立って表明することは、進展している国家資格の動きから即、外れることを意味する」
とありました。
これを見たとき、なぜ今の動きの中で即外れることを意味するのか、誰がどのような理由で臨床心理士という名称にする事に反対しているのか、などが伝わってきませんでした。
非常にデリケートな問題なので書けないこともあるのかも知れませんが、公共性のある資格を目的としている以上、臨床心理士のみならず国民に対しても情報公開をしていくことが必要だと思います
オープンな議論をしていってこそ、世論の後押しが形成されるのでしょうから。

私はグループに興味があってエンカウンターグループやワールドワークに触れてきたので、余計にオープンに話し合う事の大切さが身にしみています。

国家資格化はただ出来れば良いのではなく、その中身が重要なのは言うまでもない事です。
だからこそ繰り返しになりますが、情報公開をする事によって活発に議論がされ、その結果が反映されるようなシステムにしてもらいたいと思います。

国家資格についてここまで話が進んでいるのは、関係者の方々のご尽力があってこそだと思います。
それが裏目に出ぬよう、数十年後にも磐石な資格制度ができることを望みます。

1万校にカウンセラー、公立小の半分に配置…文科省

スクールカウンセラーについてのニュース。
文部科学省は2010年度中に、全国の公立小学校約2万1000校の半分にあたる1万校をめどに、児童の心をケアするスクールカウンセラーの配置を進める。09年度の約3700校を約2・7倍に拡大する。
(中略)
公立中では全体の約8割にあたる約8300校にすでに配置され、10年度は約1万校に配置できるよう予算措置する。


昨今の実情を鑑みれば、スクールカウンセラーへのニーズが少くなる事はないでしょう。
私も個人面接以外に、保護者への講演や教員への研修などもやってきました。

小学校では発達についての知識が中学校以上に必要ですし、私の場合は面接も本人より親が多くなりました。
それに「小1プロブレム」なんて言葉もあるように、小学校特有の問題にも目を向けないといけません。

また予防的観点からは、グループを実施できる人が好ましいと思っています。
私はある小学校で全クラスにエンカウンターグループをやらせてもらったのですが、担任、生徒ともになかなか好評でした。
これは小学校の限った事ではありませんが、グループなどで問題が起こらない素地を作っていける事が、よりスクールカウンセラーに求められるようになると思っています。

グループや講演をしているスクールカウンセラーは少くありません。
学校現場でそのような活動を求める声が大きくなっていけば、個人面接だけではなくグループや講演などもできる人が学校から望まれる人材という事になるでしょう。
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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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