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性格とがん 関係を否定

ネットで見つけた記事から。
病気になりやすい性格があるか否かがしばしば問題になる。がんと性格の関係を否定する論文が米国疫学雑誌に8月掲載された。

※元記事を見たい方はこちら。

約6万人を対象に最長30年かけて調べたのですから、研究の規模としてはかなりのものです。
その真実を見極めようとする研究姿勢には敬意を感じます。

ただこの研究での“性格”とは、外向性と神経症的傾向だけなんですよね。
それだけでも研究規模を考えれば素晴らしいものですが、この二つだけを調べて『性格とがんに関係はない』とは言えません。
もちろん、それに心因性ということで考えれば、性格以外にもストレス耐性とか宗教心とか、様々な要因があります。
それらがどう病気と関係しているのか(あるいは関係していないのか)、この分野での研究が積み上げられていくことを期待します。

107+1 天国はつくるもの  映画完成までの軌跡

てんつくマンの映画ができるまでのエピソードです。


こういうのを見ると、やっぱり人生はヤル気だと実感します。

聖書にもこんな言葉があります。

求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者は開かれる。


失敗とは成功する前に諦めてしまったもののことです。
成功したいならそのイメージをしっかりと確信し、成功するまでやり続けましょう。

上映会の販促物が到着!

10月9日に計画している「107+1~天国はつくるもの パート1」の上映会ですが、今日その販促物が届きました。
入っていたのはポスターやチラシ、予告編が入っているDVD、それに入場チケットにもなるポストカードなど。
ちなみにガムテープが切れているのは、そこまでハサミを通してから写真を撮ろうと気づいたから。
20100910_201536_1.jpg

もう一ヶ月を切りましたし、だんだんヤル気になってきますね!

「107+1~天国はつくるもの パート1」上映会 のご案内

10月9日、映画「107+1~天国はつくるもの パート1」の上映会を行ないます!

(画像をクリックすると拡大表示されます。)
20100910_1.jpg



この映画の監督であるてんつくマンですが、10月24日に宇土市で植林をするそうです。
しかも目標千人という規模で!
しかもそれに成功したら、来年3月には一万人規模の大植林を計画するだとか!!

熊本が好きなら、やっぱり応援したくなるじゃないですか!?

今回の上映会は植林の二週間前という時期に、もう一度てんつくマンの原点を見てもらいたい!と思って計画しました。

生きることの尊さ、信じることの大切さ、そして信念は実現するのだということをこの映画で感じ取ってください。
作り話ではない、ノンフィクションだからこそ伝わる真実がこの映画にはあります。

きっとこの映画を見たら、魂が揺さぶられるのを感じるでしょう。
きっと何かをしたくなる衝動がふつふつとわき上がってくるでしょう。

それをぜひ、自分のこれからに活かしてください。

そして自分も映画の一員になりたければ、てんつくマン監督に会いに植林に参加しましょう!
もう、次の映画の撮影は始まっています!

てんつくマン監督はよく、「どんなに小さな力であっても無力ではない。微力なだけだ」と言います。
一人ひとりの力は微力であっても、それがつながり合っていくことで大きな力になっていきます。
その時私たちは、つながっている感動と喜びを胸にいだきます。

それを実現させたのがこの映画です。
そしてこれから実現させていこうとしているのが、今度の植林です。

やったことが全て成功するとは限りません。
失敗したり、恥をかくこともあるでしょう。
それでも、とにかく動かなければ人生は開けません。
動くことで、思いが現実になっていくのです。

「すべては、やるかやらないか」

それをこの映画で思いっきり味わってください。

日付:10月9日(土)
場所:熊本市現代美術館 アートロフト(鶴屋百貨店前)
時間:16:00~(開場15:30~)
料金:大人1500円 高校生以下1200円



詳細はこちらへ

tag : 2010.9.8

自殺、うつ病の損失2.7兆円

ニュースから。
自殺やうつ病に起因する経済的損失が、2009年の1年間で2兆6782億円に上ることが7日、国立社会保障・人口問題研究所の推計で分かった。自殺やうつ病がなくなれば、今年の国内総生産(GDP)を1兆6570億円引き上げる効果もあるとしている。

※元記事を見たい方はこちら。

金のために人助けをするのかという意見もあるでしょうが、このような具体的な数字を出すことが対策につながるように思います。
政治家は人気取りが必要な仕事ですから、対策をして「自殺やうつ病を減らしたことで、国にこれだけの利益をもたらした」と言えるようになるのは大きいでしょうし。

もちろんただ自殺やうつ病が減少すれば良いというわけではなく、どのように充実した生き方をしていけるかが問われます。
自殺は思いとどまったけど仕事がなく生活保護になるというのでは、経済的な観点からは好ましいことではありません。
国民全体のQOLを高めていくことが、自殺やうつ病予防にもつながるのです。

しかし損失と、自殺やうつ病がなかった場合の増加分を含めたら、4兆を超えるマイナスということでしょうか。
せっかく具体的な数字が出ているのですから、その額を有効な対策に使っていってほしいものです。

「マイナス思考の男・・・」とうんざりされる発言9パターン

ネットで見つけた記事から。

自覚している人にとっては基本中の基本なんですけどね。
時には信頼できる相手に自分の弱さを吐き出すのも良いでしょうが、それが癖になってしまうと弱さに慣れきってそこから離れられなくなります。

記事では女性からの評価という観点で書かれていましたが、モテるモテないに関わらず、マイナス思考の人が身近にいると疲れるものです。
もし自分がそうだったら、好き好んで不幸を招き寄せているとも言えます。

内容はどちらかというと中高生くらいが対象の記事に思えますが、もしこういうマイナス思考に陥っている人がいたら、こういう記事を見ることで自覚し、自分を変えていってもらいたいです。

「マイナス思考の男・・・」とうんざりされる発言9パターン
【1】前向きにアドバイスしても、「でも」「だけど」と言い訳ばかりする。
【2】少しでも意見が食い違うと「オレのこと嫌いなの?」と聞く。
【3】「昔はよかった」と過去を振り返る。
【4】他人と比較して、「どうせオレなんか・・・」と後ろ向きな発言をする。
【5】「眠い」「だるい」など、体の不調ばかり訴える。
【6】会話の中心は、「大変」「辛い」など仕事の愚痴である。
【7】大きな仕事をはじめる前から「オレにできるはずないよ」と諦めた態度をとる。
【8】「ごめんね」とすぐに謝る。
【9】デート中に「あのときもっと○○すればよかった」と過去を振り返り、反省する。

※元記事を見たい方はこちら。

出発遅れた機内で突然の生演奏!

こういうの良いですね!
演奏しているのはアムステルダム・シンフォニエッタ。
乗り合わせた飛行機で離陸許可がなかなか出ないため、乗客に和んでもらおうと演奏をしてくれたようです。

眠りは魂が覚醒状態で行ったことを検討する時間帯です

眠りとは、魂が覚醒状態で行ったことを検討する時間帯です。
魂は各種の比較検討を行い、調和、平安、喜び、愛、忍耐、辛抱、友愛、親切等の態度を培うのです。
これは聖霊の実というべきものです。
(リーディング番号:5754-2)

『エドガー・ケイシー文庫031 知恵の宝庫—エドガー・ケイシー名言集』 P291


睡眠状態では自我の抑制が緩み、日々の思考や感情が出て来やすくなります。
眠っている時、あるいは目を覚ました時に、どういう思いが胸を残っているでしょうか。
それは聖霊の実と呼ぶに相応しいものでしょうか。
それとも、自らに変化の必要性があることを気づかせるものでしょうか。

自分に嘘を付くことはなかなか簡単なことではありません。
眠っている時なら尚更です。
ですからその時に感じた自分の思いから今の自分を検討し、喜びをもって『神の祝福の水路』となれているかを確認しましょう。
それは霊的理想や自分の成長とも同義です。

善き眠りは善き人生から生じます。

トイレの神様

素朴で良い歌ですね。
きっとおばあちゃんも幸せだったんだろうな。

ホメオパシー推進者がよく使うロジックに反論してみる。

mixiでピュアリーさんが「ホメオパシー信者がよく使うレトリックとそれに対する批判方法まとめ」を書いていました。
私も自分なりにまとめてみたいと思っていたので、ピュアリーさんや様々なブログなども参考にさせてもらい、書き連ねてみました。

コアな信奉者相手への説得には役立たないでしょうが、その信奉者から身を守るためには有効かも知れません。

何か不備があれば修正していくのでご指摘下さい。


【ホメオパシーには200年の歴史があり、効果がなければこれほど使われ続けるはずがない】
まずホメオパシーの信奉者には現代医学(特に薬品)を否定する人がいますが、もし現代医学が間違っているのなら、なぜこれほどまでに広がっているのでしょう?
製薬会社や医師がデマを流し続けたからですか? 真実を隠し続けたからですか?
では、それと同じことをホメオパシー側がしていないとなぜ言い切れるのでしょう?
また瀉血療法は古代ギリシャ時代から18世紀まで使われ続けましたが、現在では回復どころか寿命を縮めたケースも少なくなかったことが分かっています。
長く続いたから正しいとは言えないのです。


【ホメオパシーは各国で保険診療になっている】
イギリス国会ではホメオパシーに効果が確認できないことを認めながらも、保険診療を継続する決断をしています。
それは既に使用者が多いために中止すると社会的影響が大きいからとか、チャールズ皇太子がホメオパシーの会社を経営しているからとか、様々な憶測が言われています。
とにかく、保険診療だから効果があるというわけではありません。


【ホメオパシーは代替医療の一つである】
代替医療の呼称に定義はないに等しいものです。
たとえば私が「念力でどんな病気も改善させる!」と言っても、代替医療に入ってしまいます(もちろん私はそんなことをできません)。
効果が確認されていないホメオパシーもこれと同様ですから、代替医療と呼ぶことには何の価値もありません。
それでももし「ホメオパシーは代替医療の一つだから~」という文脈を使うのなら、まずは代替医療という言葉をどんな定義で使っているのか、効果のない擬似医療とどのように区別しているのかを明確にしてください。

【ホメオパシーに効果があったとする学術論文がある】
それらは研究法に不備が指摘されているものがほとんどです。
現段階でホメオパシーに関する検証は、2005年8月号のランセットに掲載された論文や、イギリス議会が2010年2月に出した報告書がもっとも包括的で信頼性の高いものになっており、ホメオパシーの効果は否定されています。
今後ホメオパシーに効果があるとするならば、これら以上の信頼性のある研究でなければなりません。


【ホメオパシーの効果を否定する論文はバイアスがかかっていて信頼できない】
そう言える根拠はなんでしょうか?
2005年8月号のランセットに掲載された論文にしても、始めに採用する論文の条件を決めてからメタアナリシスを行なっています。
意図的にホメオパシーに効果があったとする論文だけを不採用にしたのではありません。
もし根拠なくバイアスとか陰謀とか妄想しているのなら、同じように根拠なく「ホメオパシーは効く」と妄想しているのかも知れません。


【科学的に証明されていないからといって、効果がないとは言えない】
これを言う人は科学の意味を勘違いしています。
今回の問題ではホメオパシーがどのように作用するかは問題にされていません。
あくまでホメオパシーに効果があるかのみが問われているのです。
それを確かめるための方法が科学的な統計手法ということになります。


【科学とか統計とか言われると、余計に胡散臭い】
何を胡散臭く感じるかは個人の問題ですが、統計的に調査することがもっとも説得力を持って確認する方法です。


【ホメオパシーは個々人に合わせた治療法なので、統計的に効果を確認することはできない】
違います。
ホメオパシーの信奉者からすれば、熟練のホメオパスが時間をかけて個々人に合わせた砂糖玉を施せば、効果が期待できるという主張のはずです(もしこれを否定するのなら、熟練のホメオパスが選んだ砂糖玉であっても効果がないということになります)。
それならば熟練のホメオパスが砂糖玉を選び、相談者に施す中で、二重盲検法で調査が行なえます。


【ホメオパシーの効果は科学では測定できない】
それならばなぜ、効果があると言えるのですか?
効果が測定できないのなら、効果があるとも言えないはずです。


【ホメオパシーでは一分子も含まれていなくても、元の成分の記憶が残っている】
三通りお答えします。
1.
分子の有無や、記憶の有無も関係ありません。
大切なのはただ一点、効果があるかどうかの検証です。
たとえどれだけ分子や記憶が入っていても、効果がなければ意味がありません。
2.
どうやって記憶が残っていることを確認したのですか?
3.
水はホメオパシーに使われる以前にも、様々な物質に触れています。
なぜそれらの記憶はなく、対象の成分だけの記憶があるといえるのでしょう?
そしてもし特定の手法で他の記憶を消去できるとするならば、それをどうやって確認したのですか?


【自分はホメオパシーで治った。ホメオパシーで改善した人を知っている】
それは『三た論法』と言われるもので健康食品やダイエット器具などでよく使われる宣伝手法ですが、説得力はありません。
三た論法・・・「治療した・治った・治療効果があった」の三段論法での宣伝方法。しかしそれがプラセボ効果なのか、たまたまそのタイミングで治っただけなのか、どのくらいの頻度で起こるものなのか(もしかしたら1億人に1人なのかも知れない)が分からないため、効果の検証には役に立たない。


【効果を確認するのに労力を使うよりも、目の前にいる人の役に立っていくほうが大切】
まずこの言い分は、効果を検証することから逃げるための言い訳とも受け取れます。
また現状ではホメオパシーに強い逆風が吹いており、本当に効果があるのならそれを証明するほうがホメオパシーを信頼する人が増え、より多くの人の役に立てます。
それをしないのは単なる独りよがりでしかありません。
特にホメオパシーの団体なら効果を組織ぐるみで検証していくことは容易なはずですから、それをしないことには強い疑念を持たざるをえません。


【プラセボでも効果があるなら良いではないか】
一般的な薬でもプラセボはあり、もちろん薬効もあります。
それなのに薬効がなくプラセボだけのホメオパシーを使う合理性はありません。
またプラセボと開き直るのなら、はじめから希釈などはせず、ただの砂糖玉を使えばよいのです。


【プラセボが働かないはずの動物にも効果があった】
これはピグマリオン効果で説明できます。
下記のページを見れば分かるように、動物が対象であっても観察者(人間)の期待が結果に影響してしまいます。
つまり動物といえど、効果の確認には二重盲検法が必要です。

『ピグマリオン効果 - Wikipedia』


【ホメオパシーに効果がないというのなら、その証拠を出せ】
これはいわゆる『悪魔の証明』と言われるものであり、存在しないものを証明することは論理上不可能です。
それが存在するとしている側、この場合はホメオパシーに効果があるとする側に立証責任はあります。
  ↑  ↑
※これについて疑問をいただきましたが、やはり『ない』ことの完全な否定は現実的に不可能だと思っています。たとえば、『砂糖玉に含まれている元の成分の記憶は、実験で疑うオーラを持つ人が近づくと壊れてしまう』とか、『たまたま今回の実験での被験者に効かなかっただけで、他の被験者なら効く可能性がある』とか、何かしら言いがかりをつけることは可能です。それがどんな屁理屈に感じるものであれ、先入観を捨てて科学的な見方をするならば、全ては『証明されるまでは仮説』なので絶対にないとは言い切れません(それを言い切ってしまうと、根拠なく「ホメオパシーは効く!」と言うのと同じレベルになってしまいます)。そして全ての言いがかりを研究によって一つ一つ否定していくことは現実的に不可能です。このようなことから立証責任は『ない』とする側ではなく、『ある』とする側にあります。
ついでに書くと、統計であっても過誤の可能性があるので、その結果が絶対とは言えません。しかし他の『三た論法』などよりは遥かに妥当性が高く、どちらが真実に近いかは言うまでもありません。


【ホメオパシーは副作用がないから安心だ】
微量の砂糖を摂取するだけですから、副作用がないのは当然です。
またどんな場合でも副作用がないということは、効果もないと言っているのと同じです。


【現代医療の医療ミスで死んだ人は大勢いるが、ホメオパシーで死んだ人はいない】
砂糖を舐めてからといって死ぬ人がいないのは当然です。
それに対して現代医療でも医療ミスがあることは事実ですが、それ以上に大勢の命を救っています。
たとえば昔は盲腸になると半数ほどが命を落としていましたが、現代の死亡率は0.3%ほどです。
ホメオパシーではこのように改善効果が明らかになっているものはありません。


【現代医療であっても完全ではなく、ホメオパシーはそこを補完するものだ】
現代医療が完全でないことと、ホメオパシーに効果があるかは別問題です。
いくら現代医療の不備を指摘しても、それでホメオパシーの効果が認められるわけではありません。


【ホメオパシー以外にも効果が証明されていない療法もある】
だとしたら、それらも全て再検討されるべきです。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」のように、他の療法にも問題があるのだからホメオパシーに問題があっても見逃すべきだ、ということにはなりません。


【ホメオパシーはぬくもりのある医療に必要】 ←日本ホメオパシー医学会の主張
まずは効果を検証することが先決です。
もし効果が証明されないのなら、『ぬくもりのある医療』以前に、『ぬくもりはあっても詐欺』でしかありません。
またホメオパシーを使わない医療従事者は、ぬくもりのない医療をしているというのでしょうか?
『ぬくもり』といった別の話題を出すことは、もっとも大切な効果検証から逃げているとも受け取れます。


【なんと言われてもホメオパシーを使う自由はある】
そのとおりです。
日本学術会議の談話でも次のように明記されています。
「ホメオパシーについて十分に理解した上で、自身のために使用することは個人の自由です。」
ただしあくまで思想、信教の自由においてであり、個人の枠をこえて他者に間違った情報を伝えてはいけません。
もちろん医療機関でも厳に慎まなければなりません。
お守りや祈祷、幸運の壷を信じるのと同等に、ホメオパシーを信じるのも個人の自由ですが、それを他者に強制したり、医療機関で勧めるのは倫理に反しています。

熊本代替療法研究会 2010年8月勉強会

今回は当会の会長である長尾和治先生に、「授乳期乳腺炎の代替療法」について話していただきました。
内容が専門的だったので参加者も医療従事者が多かったようですが、そのぶんレベルの高いやり取りが交わされていました。

ホメオパシー否定、広がる波紋=代替医療への影響も懸念

ホメオパシーに関するニュース。
科学者の代表集団である日本学術会議が民間療法「ホメオパシー」を全面否定する会長談話を出したことに、波紋が広がっている。日本医師会など9団体が相次いで賛同する一方、政府が推進を検討している代替医療全体への影響も懸念される。

※元記事を見たい方はこちら。

まあ他のニュースやブログでも既出で、目新しい記事ではないんですけど。

ちなみにホメオパシーに否定的な見解を出したのは、日本学術会議の他に私が把握しているだけで、
日本医師会・日本医学会
日本獣医師会・日本獣医学会
日本薬剤師会・日本薬理学会
日本歯科医師会・日本歯科医学会
日本助産師会
国際統合医学会
の10団体。

あとmixiでピュアリーさんが「ホメオパシー信者がよく使うレトリックとそれに対する批判方法まとめ」を書いていました。
ホメオパシーの信奉者には何を言っても無意味でしょうが、どんなものかと疑問に思っている段階なら、このようなまとめを広めていくことに意味があると思います。

また日本ホメオパシー医学会では、ホメオパシーに賛同する署名運動をはじめています。
同時に理事長である帯津良一医師が見解を出していますが、私としては納得のいかない内容です。

帯津良一医師によると、ホメオパシーは『ぬくもりのある医療』をするための最右翼だそうです。
しかし私の専門である心理臨床では、ホメオパシーどころか診察も投薬も指一本触れなくても、クライアントとラポール(信頼関係)を形成していきます。
ホメオパシーなどの代替療法が『ぬくもりのある医療』に必要というのは、私に言わせれば甘えや言い訳にしか聞こえません。

それに『論より証拠』ですから、やるべきことは2005年8月号のランセットに掲載された論文や、イギリス議会が出した報告書以上の検証力をもって、ホメオパシーの有効性を証明することです。
まあ私は有効性があるとは思っていませんが。

ホメオパシーの効果を有耶無耶にしたままで何をしようとも、説得力のあるものにはなりません。

信じる者は救われる? 肝移植で低死亡率 伊で調査

信仰心が与える影響についてです。
イタリア中部ピサの国立臨床生理学研究所の研究チームは13日までに、肝臓移植を受けた患者のうち、宗教を信じている人の死亡率は無宗教の人の3分の1との調査結果を発表した。

※元記事を見たい方はこちら。

記事では目的意識を持った生き方の他に、酒や肉類などを控える宗教的生活も影響しているのではと書いてありました。
後者なら物理的な部分での影響ということになりますが、やはり私としては前者に注目したいです。

実際他の研究でも、信仰心が健康に良い影響を与えることが認められています。
それだけ精神が身体に与える影響が大きいということです。

最近のホメオパシーの話題でも、ホメオパシーを擁護する人たちはこういう精神の影響力を知っていれば、また違った選択を出来たのかも知れません。
つまり効果は砂糖玉によるものではなく、プラセボからくるものだと。
しかし一度ハマり込んで、そこで時間やお金や労力を多大に使ってしまうと、認知的不協和のために簡単には抜け出せないでしょうが。

ちょっと話がずれましたが、私はスピリチュアルを真実として自分の中に受け入れていますが、この研究では実利的な観点からも宗教に有用性があるということを示しています。

熊本代替療法研究会8月定期勉強会のお知らせ

平日ですが、来週の火曜に熊本代替療法研究会の勉強会があります。
お時間がある方はぜひご参加下さい。

講師:長尾 和治先生(熊本代替療法研究会 会長)
演題:「授乳期乳腺炎の代替療法」
日時:平成22年8月31日(火)午後7時~午後8時30分
場所:熊本県民交流館パレア 会議室7

※勉強会は一般の方は参加費500円となりますのでご了承ください。

ホメオパシーは「荒唐無稽」 学術会議が全面否定談話

昨日は日本学術会議の金澤一郎会長が、ホメオパシーについての談話を出されました。
日本学術会議の会長ともなれば、日本の学者の代表ともいえる存在です。
そんな立場の人が出した談話ですから、Yahooのトップページにもこのニュースが表示され、mixiニュースでも『注目のピックアップ』に載りました。

また今日は日本獣医師会、日本薬理学会がそれぞれ上記の談話に賛同を表明しています。
加えてこれも今日、日本医師会と日本医学会が共同で記者会見し、ホメオパシーをはっきり否定した見解を発表しています。

もうこれでもかっていうくらい畳み掛けている感じですね。

まあ、ホメオパシーの信奉者にとっては、政府とか製薬会社の陰謀になってしまうんでしょうけど。
でもホメオパシーの団体を調べれば砂糖玉を数千円~数万円で売っているのだから、どちらがあくどい商売をしているのか、分からないでもないでしょうに。

ちなみにうちでとっている熊本日日新聞では、朝刊にはなく夕刊でけっこう大きな見出しで扱われていました。
(画像をクリックすると拡大表示されます)
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日本学術会議の談話も以下に掲載します。

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プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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