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首相、医療改革も“宇宙人流”瞑想、催眠療法に保険適用!?

興味本位の記事が多いところがソース元なので、信憑性はイマイチかも知れませんが。
鳩山由起夫首相のツルの一声で、厚生労働省は瞑想や催眠療法といった民間医療に加え、チベット医学、ホメオパシーなど世界各国の伝統医学の保険適用や資格 制度化をマジメに考え始めた。


いわゆる代替療法と呼ばれる分野ですね。
私も熊本代替療法研究会に所属していますし、この分野に脚光が当たるのは好ましく思います。

しかしですね。。。
現状で保険適用と言われても素直に喜べないものがあります。

まず代替療法は様々なものがあり玉石混交です。
その玉と石をどのように選り分けるのか、きちんとEBMに基づいた効果が証明できているのか、それを調べるだけでかなりの時間と労力がかかるのではないでしょうか。

また瞑想などはただやれば良いというものではなく、どのような態度、心構えで臨むかが効果に大きな影響を与えます。
人によっては絶大な効果があるでしょうが、全く効果がない人もいるでしょう。
そこを統計的に測定していくには工夫が必要です。

それに代替療法に保険適用すること自体には賛成ですが、あくまで効果が期待できる熟練の人達が施術するのが前提です。
どのような資格の人に保険適用するかは充分に吟味しないと、エセが大挙して押し寄せて穴だらけの制度にもなりかねません。

代替療法には素晴らしいものもあるからこそ、“悪貨が良貨を駆逐する”なんて事にならないようにしてもらいたいです。

小田原評定

戦国時代の大名であった、後北条家の重臣会議のことです。
たくさんの知恵を出しあって話し合う事は、民主主義の基本でもあり、この制度のおかげで後北条家に裏切りは皆無に近かったと考えられています。

しかし、民主主義は衆愚政治と堕することもあります。
実際この小田原評定も今では、「長時間話しあっても結論が出ない」という好ましくないニュアンスで用いられる言葉になっています。

民主制か独裁制ではなく、バランスが大切という事です。

日常を振り返っても、人の助言を全く聞かなければ失敗する可能性が高まります。
しかし人の意見ばかりを聞いていても、人によって言うことが違ったりしますし、自らの責任で判断するという事ができなくなります。

孔子は60歳で理想とする態度を“耳順”としましたが、それと同時に自分の事は自分の責任において決断する覚悟、その両方を持ち合わせているようにしたいものです。

熊本自然農の会 野の花

今日は妻と一緒に農業体験に行ってきました。
先週あった「おとなのようちえん」で知り合った、大田黒さんがやっている「熊本自然農の会 野の花」です。
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土いじりなど久しぶり。
その中でてんとう虫の赤が鮮やかに目立っていました。
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またお手伝いの後、畑からとった野菜をその場で食しました。
新鮮さは言うに及ばず、味の濃さが違っていたような!?
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こういう体験をすると、人は大地に生かされているんだと実感します。
妻も気に入ったようで、また時間が合えば来週も行くつもりのようです。

Google バズ

googleがまた新しいサービスを始めました。
twitterのようなつぶやき系コミュニケーションの「Google バズ」


Gmailに統合されているので、私のようにGmailを元から使っていると新たに登録し直さないで済みます。
ただ、まだ始まったばかりなので人も投稿も少なく、役立っているとは言えません。
これから人が増えてくれば改善するでしょうが、それをどう呼び込んでいくかがgoogleの手腕次第ですね。

また現状ではgoogleリーダーなどからの引用が多く、見えづらい仕様になっています。
高機能ではありますが、twitterのようなシンプルゆえの見栄えの良さはありません。
多機能性と使いかってをどう両立させていくのかも問われそうです。

個人的には注目しているサービスなので、今後活気づいていくよう期待しています。

EFT レベル1

今日は福岡であったEFTのレベル1講座に出てきました。
折角の機会なので妻と二人で参加。

日頃自分がやっている臨床とは異なる方法でしたが、これはこれでアリかも。
まだ発表はしていないようでしたが、大学院生が書いたEFTの実証研究も置いてあり、とりあえず好ましい効果は出ているようです。
ツボをタッピングしての心理療法は従来からすると奇異に感じますから、こういう研究の積み重ねが望まれます。

とりあえずもうちょっとEFTを勉強してみようと思っています。

心理職の資格法案化問題

日本臨床心理士会から雑誌が届いているので、ちょっと感想を。

今回の64号では心理職の国家資格化についてA、B、Cの三つの案が載せられています。
それぞれ異なる立場、団体から出されている案ですが、その説明はややこしいので省略。
とりあえずA案が日本臨床心理士会のものです。

で、このA案が他との違いで目立つのは、経過措置として臨床心理士に受験資格を与えるとしている事です。

他の案での受験資格はこのようになっています。
 ①学部と大学院で心理学を専攻して修了している事
 ②学部を卒業して数年間の実務経験をしている事

これだけで何でダメかというと、臨床心理士には学部で心理学を専攻していない人が少なからずいるからです。
臨床心理士の指定大学院はどの学部を出ていたとしても受験できるため、学部で心理学を専攻していない人でも合格さえすれば入れます。
そうやって臨床心理士になった人だともう一度学部で勉強しなければ、新しい国家資格を受験できなくなるのです。
通信制もありますが3年に編入したとしても、そこから最低2年はかかります。

では単純に臨床心理士には受験資格を与えれば良いかというと、そこにも整合性が保てなくなる可能性が。
臨床心理士に受験資格を与えるなら、自分たちの資格にも与えろという団体が絶対に出てきます。
それがどんどん拡大していくと、せっかく新しい資格が出きても質の低下を招き、社会的な信頼を得られない状況になってしまいます。

私としてもどのへんが落とし所になるかな~と考えてしまいます。

●昔の司法試験のように、誰でも受験できる
私としては論外。
どんな試験になるにしても、試験だけでは心理的援助の能力を正確に調べる事はできません。
ですから質の保証をしていくためには、何らかの方法で受験資格を制限していく事は不可欠です。
カウンセラーの資格の中にはかなり安易に取れるものもありますから、何でもいいからカウンセラーの資格を持っていたら受験可能となれば、実質的には誰でも受験できるのと同じになります。

●実務経験だけで受験可能。
これも論外。
経験年数が長くても独善的にやっていただけかも知れないので、これも質の保証にはあまり役立ちません。

●心理の学部卒で数年間の実務経験
資格案の②に挙げたものです。
学部で単位を取っているという事はある程度の保証にはなります。
ただし実務経験のほうは上記した理由であまりアテになりません。
そのため臨床心理士会では実務経験に「心理職の有資格者の指導の下」という制限をつけていますが、当然必要な措置です。
また何を持って実務経験とするのかという問題もあります。

●修士修了だけで受験可能。
他学部から指定大学院に入学し、修了後にまだ臨床心理士を取っていない場合に当てはまります。
臨床心理士が高度な専門性を持つというのはこの修士での教育体制が根拠になっていますが、期間だけを見ると2年間に過ぎません。
「学部の4年間のほうが長いではないか」と言われた時に、質で相手を説得できるかどうかです。

●臨床心理士の資格を持っていれば受験可能。
ひとつ上と一部重なりますが、指定大学院での2年間が「心理の学部卒で数年間の実務経験」に匹敵するかどうかです。
臨床心理士の中には、学部では心理以外を専攻していた人もいます。
資格を取っても心理臨床に関係がない仕事をしている人もいます(つまり実務経験がない)。
そういう人にも区別なく受験資格を与えても大丈夫といえる、そういう指定大学院の2年間なのかが焦点です。

T中学校

今日は月1で行っていたスクールカウンセラー先の中学校で、最後の勤務日でした。
この学校では面接は当然として、保護者対象の講演、職員研修、全生徒へのエンカウンターグループの実施と、こちらをよく使ってくれました。
私としても働きがいのあるほうが嬉しいんですよね。

そして今日、最後の面接を終えると、関わった生徒や先生が書いた寄せ書きをいただきました。
これを見るたびに一人ひとりの事を思い出すんだろうなぁ。
本当にありがたい事です。
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e-girl 1周年感謝祭 おとなのようちえん

e-girlの1周年感謝祭「おとなのようちえん」に参加。
場所は阿蘇郡西原村にある文化創造館 風流(カザル)
天気にも恵まれ雲ひとつない青空の下、音楽や焚き火料理を楽しみました。


見所の一つは3分52秒でしょうか。
仮面姿に驚いたお子さんがダッシュで逃げています(笑)

また動画にないものとして、串焼きに使った竹はみんなで切りに行ったものです。
ノコギリで竹を木り、ナタで枝を落としていく。
しかも移動は軽トラの荷台に載せてもらって!
日頃は滅多にしない事を、たくさん体験させてもらいました

「うつ」「ひきこもり」に対策法 総務相が制定提言

具体策が気になるところです。
原口一博総務相は5日の自殺総合対策会議で、うつ基本法とひきもこり基本法の制定に向けて検討を始めるべきだと提案した。


長期的に見ればうつには薬物療法よりも心理療法のほうが有効だという研究結果があります。
(実際にはどちらかということではなく、うまく併用することが一番良いんでしょうが。)

うつにしろひきこもりにしろ、その人の考え方、価値観の影響は大きいものがあります。
論理療法ではそれを不合理な信念(イラショナル・ビリーフ)なんて呼んだりしますが、それはやっぱり薬で治るものではなくて、カウンセリングの中で自分を振り返って検証していくしかありません。
それを自分では出来なくて、周りにもしてくれる人的資源がないから、うつなりひきこもりなりになってしまうんでしょうから。

「人間関係で傷付いたことは、人間関係の中でしか癒せない」と言います。
またそれをやろうとすれば情熱だけではダメで、確かな専門性がなければ余計に傷を広げることにもなりかねません。

対策にこの視点がなければ無意味な法案にしかなりませんから、ぜひ何が有効かを見極めた上で、効果的な対策を立ててもらいたいと思います。

おとなのようちえん

明日はe-girlさんが行なうイベントに行ってきます。(画像をクリックすると拡大します。)
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またこれとは別に、近くで「冬あかり」という催しもあるようです。
調べてみると、2600本のキャンドルを灯すとか。
カメラ好きの自分としては見逃せません!

週刊朝日の記事

2/2発売の「週刊朝日」に臨床心理士の紹介ページがありました。(画像をクリックすると拡大します。)
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実際にはこの記事の下に大学の広告があったんだけどそれは省略。
この週刊朝日がどのくらい読まれているのか分かりませんが、こういうPR活動って大切なんでしょうね。

ただカウンセラーを探す時にはインターネットを使う事が多いだろうから、SEO対策にも力を入れて欲しいところです。

あと最後に書いてある文章で、
「『臨床心理士』という言葉は、ある程度、社会に定着してきましたが、まだ国家資格ではなく(以下略)」
とありましたが、臨床心理士がそのまま国家資格になるんでしたっけ?

どうもまだこの辺の情報が錯綜している気がします。

平成21年度 臨床心理士試験合格者数

愛知学院大学のサイトに今年度の合格者数が記載されていました。
(資格認定協会のサイトはまだ更新されていません。)

平成21年度 臨床心理士試験合格者数29名で中部地区第1位


今年の最終合格者は1,577名(合格率62.0%)だそうで。
昨年度までの累計が19,830名だから、これで臨床心理士も累計2万人越えですね。
失効や亡くなられた方もいるだろうけど、それでも2万人は越えているはず。

しかし上記のリンク先を見ると、他校の合格者数も分かっているみたいで。
これって内部資料?
弁護士の法科大学院なんかは学校別に合格者数を公表していたけど、臨床心理士はそういう事はしないのかな?
心理職の国家資格はずっと言われ続けているけど、自ら襟を正すって事でこういう情報公開もしていったほうが信頼が増すと思うんだけど。

顔写真からナヴィを合成するサイト

またAVATAR関連。
顔写真からナヴィを作れるサイトがありました。



私の顔だとこんな感じ。


ちょっと分かりにくいかも知れませんが、他人と比較すると自分の特徴が出ていることがよく分かります。
mixiには皆さんがナヴィ顔をアップしているトピックがありました。

AVATAR

今話題のAVATARを見てきました。
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・・・ジェームズ・キャメロンはどこまで鬼才なんでしょうか!?
タイタニックもDVDを買うほど好きでしたが、このAVATARも心を鷲掴みされましよ。

たいていの映画はレンタルで良いと思っているので映画館の金額はもったいないと思ってしまうのですが、このAVATARはまた行きたいと思ってしまうほど。
映画館の大画面と3D効果で、非日常的な世界へとどっぷり入り込んできました。
それに3時間があっという間で、むしろ短く感じたほど。
編集でカットしたシーンもあるだろうから、そういうの全部見てみたい!

ストーリーは分かりやすく、ビジュアルは文句のつけようがなく、音楽も私の好みのものでした。
でも一番大切でジェームズ・キャメロン監督が伝えたかったのは、あの世界観、生き方、思想かも。
スピリチュアルな観点からも非常に興味深い映画です。

周産期母子医療センターが新指針 産科以外の救急疾患に対応

目についたニュース。
厚生労働省は、出産前後のハイリスクな治療にあたる総合周産期母子医 療センターが、母体の脳血管障害など産科以外の救急疾患にも対応することなどを盛り込んだ新たな整備指針を策定し、27日までに都道府県に通知した。
(中略)
確保すべき職員として麻酔科医や臨床心理士、長期入院児を支援する コーディネーターを挙げた。


そういえば大学院の知り合いにも、周産期への心理ケアに興味がある人がいて、たしかそっちの方面で働いていたはず。

また勤務先で緩和ケアチームに入っていることから、最近はサイコオンコロジーやサイモントン療法など、医療分野での心理ケアを勉強し直しているところです。
探してみるとけっこう文献があります。

心理はQOLに多大な影響を与えますし、回復力にも影響があるとする文献もあります。
この分野を大切にしていくことが患者を一人の人間として尊重し、健全な生活ができるようにサポートし、長期的には莫大に膨れ上がっている国の医療費を抑える事にもなると思っています。
時計
プロフィール

enju3946

Author:enju3946
 実学の視点からスピリチュアルを大切にしている臨床心理士。熊本市に在住ながら、仕事やドライブで熊本県を動きまわっています。これまでに児童養護施設、こども家庭支援センター、スクールカウンセラー、専門学校の非常勤講師、病院、若者サポートステーション、刑務所と、様々な職場で働いてきています。

 私にとって不毛な議論をするつもりはないので、スピリチュアルが苦手な方は価値観の一つとしてお読みください。
 私自身それを絶対化して人に強制するつもりはありません。

熊本代替療法研究会 会員

熊本県臨床心理士会 会員

心理系学会への入会は多数。

パソコン関係、カメラが趣味。

CLANNADは人生。

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